スタッフブログ

伊藤動物病院(埼玉県宮代町)のスタッフブログです

今年もよろしくお願いいたします

2026年になりました🐴

今年も伊藤動物病院グループをよろしくお願いいたします。

 

当院の年始は、例年に比べて誤飲誤食をした子が多くみられました。

チキン(鶏の骨)、食べ物を包んでいたラップ、お年玉袋、鹿の骨(おやつ)、人間用の薬。

みんな大事には至らず、吐かせる処置や内視鏡で無事出てきました。

 

以前はこんなものを誤飲誤食して来院した子もいます👇

マスク、庭の石、焼き鳥串、子供のおもちゃ、キーホルダー、消しゴム、飼い主の衣服、軍手、紐、針付きの糸など。

(ワイヤレスイヤホンを飲み込んでしまったかもしれないという子もいました。)

 

ワンちゃん、ネコちゃんは思いがけない物を食べてしまう事があります。

特に多いのが、お正月、誕生日、クリスマス。お花見や夏祭りに行った際の拾い食いもよくあります。

 

吐かせる処置で出てこない場合、麻酔下での内視鏡で取ることになり、それでも取れない時は開腹手術になってしまいます。

 

ワンちゃんネコちゃんがそんな思いをしないよう、部屋に誤飲誤食しそうな物が落ちていないか、テーブルの届くところに置いていないか、ゴミ箱が荒らされないような対策など、日頃から注意しましょう。

 

          

 

 

ペットの飼育環境

2025年も残りわずかとなり、寒さも厳しくなってきました。

とは言え日中は秋に逆戻りしたかのような暖かい日もあり、寒暖差に身体が対応しきれず体調を崩してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

わんちゃんねこちゃんも同様で季節の変わり目に体調を崩してしまう子がいます。

症状としては下痢や嘔吐の消化器症状、食欲不振などが挙げられますが、何となく元気がなさそうに見えたりだるそうにしていたりと目立った症状があらわれない不調もあります。

 

お家に長時間いることが多いペットのためにご家庭でできる対策をご紹介しますので参考にしていただけたらと思います。

 

1 室温管理

室内飼育の犬猫にとって快適に過ごせる室温は20~25℃程度とされています。

エアコンやヒーターを使って室温の管理をしてあげましょう。

盲点となりがちなのは日の当たる窓際やこたつの中です。暖かくと意識するあまり暑くなりすぎることがあります。その結果冬なのに熱中症になりかねません。

お留守番用のケージを置く位置に注意したり、部屋の中で自由に移動できるようにしたり、マットや毛布を置いて動物自身で体温調整できる環境を整えてあげましょう。

 

2 湿度管理

湿度は人だけでなく動物にとっても対策したいポイントです。

乾燥は皮膚の乾燥をもたらすだけでなく呼吸器の乾燥により咳を誘発してしまうことがあります。

しかし、加湿のしすぎは皮膚炎のもととなる細菌を増殖させたり体温調節に悪影響を与えてしまいます。

湿度計を設置し、加湿器や除湿器で湿度の管理をしてあげましょう。

 

 

3 体力維持

寒暖差によって体力が落ちると免疫が落ちて胃腸や皮膚のトラブルに繋がります。

適度な運動とバランスの良い食事で健康の維持に努めましょう。

 

 

年末年始はご家族が長時間家にいたり家族以外の訪問やペットを連れてのおでかけなど普段と違う生活ペースになり、ペットにとってはストレスになる期間でもあります。

飼育環境の見直しとともに周りの人や物からのストレスにも配慮してあげてみなさんで楽しい年末年始にしてください。

そして少しでも体調に変化がある場合はお早めに当院までご相談ください。

(年末年始も診察を受け入れておりますが通常とは違う受付方法になります。詳しくは年末年始のお知らせをご覧ください。)

 

クリスマスやお正月、ペットにとっても誘惑の多いシーズンです。くれぐれも誤食にはお気をつけ下さい。

       

 

子宮蓄膿症について

 

こんにちは🌞

朝晩の冷え込みが強くなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今回は子宮蓄膿症についてのお話しです。

前回のブログにも少しでてきましたが避妊手術をしていない子に多い病気のひとつです。

 

子宮蓄膿症とは

 細菌感染により子宮内に膿がたまる病気です。

 主にわんちゃんで多くねこちゃんではわんちゃんほど多くはみられません。       

 

原因

 発情後のホルモンバランスの変化により子宮内の免疫が低下し肛門や陰部付近に

 存在する菌が子宮内に侵入することで感染が起こり膿がたまる

 

症状 

 多飲多尿

 陰部より膿や血膿がでる

 発熱

 吐き気

 元気、食欲がなくなる

 お腹が膨らんでくる   など

予防

 避妊手術(子宮卵巣摘出術)を行うことで予防できます。

 そのため将来妊娠を望まないのであれば早めに避妊手術を行うことを検討していただければと思います。

 

子宮蓄膿症は発見が遅れてしまうと命に関わる危険な病気です。

発情後の体調変化には注意していただき少しでもいつもと様子がおかしいと感じたら早めの受診をしましょう。また定期的な健康診断を受けることも大切です。

当院では定期的にわんちゃんねこちゃんの健康診断キャンペーンを行っております。

11月30日まではわんちゃんの健康診断キャンペーン中です🐶

 

不妊手術について

 


こんにちは🌞

今回は不妊手術についてのお話です。

 

不妊手術とは生殖能力をなくす手術のことで

女の子の場合は避妊手術、男の子の場合は去勢手術といいます。

 

不妊手術のメリット】

望まない妊娠の予防

 

生殖器疾患の予防

 女の子の場合 子宮蓄膿症、子宮卵巣の病気、乳腺腫瘍など

 将来妊娠を望まないのであれば生後6か月~1歳(初めての発情前)に手術を行うこ

 とで乳腺の病気の発症リスクが大幅に軽減

 男の子の場合 精巣腫瘍、前立腺肥大、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなどを予防・軽減

 

マーキングやマウンティングなどを抑制する効果もあるため発情によるストレスの軽減

 

不妊手術のデメリット】

全身麻酔のリスク

 麻酔をかける前に術前検査を行いリスクの軽減

 

術後の痛みとストレス

 傷の保護として術後服の着用、エリザベスカラーの着用をするためストレスの原因になる

 当院では腹腔鏡での避妊手術も行っています。

 腹腔鏡手術ですと傷口も小さくなるため痛みを軽減できます。

 

ホルモンバランスにより太りやすくなる

 性ホルモンの減少により食欲が増える傾向があるため肥満になりやすくなる。

 術後は避妊去勢後用のごはんにして頂くことをおすすめしています。

 

避妊去勢手術は予約制となります。

お電話でのご予約またはご来院時にご予約、初診の方であれば一度診察にいらして頂いてからのご予約をお願いしております。

費用等ご不明な点がございましたらお問合せください。

季節の変わり目につき飼い主様、わんちゃん、ねこちゃん共に

どうぞお身体にはお気をつけください🐶🐱

 

 

 

  

ワクチンについて 2

こんにちは😃

 

前回に続き、混合ワクチンについてお話します。

今回はワクチンで予防できる感染症について、どのような病気なのかを知っていただければと思います。

 

 

【予防できる感染症について】

〈犬ジステンパー〉

ジステンパーは特に1歳未満の子犬がかかりやすく、

致死率の高い感染症です。

感染初期は高熱や下痢、肺炎などを起こし、病気が進行すると神経症状を起こし、麻痺などの後遺症が残る可能性があります。

(主な症状)高熱、目ヤニ、鼻水、食欲不振、嘔吐や下痢

(感染経路)鼻汁、唾液、眼の分泌液、血液、尿や便などの排泄物からの接触感染、くしゃみや咳の飛沫感染

 

〈犬パルボウイルス感染症

 致死率が高く、感染力が強い病気で子犬は重篤になりやすいです。重症になると、脱水症状がすすみ、短時間で死亡してしまうことがあります。

(主な症状)激しい下痢、嘔吐、元気・食欲の低下、脱水症状

(感染経路)主に糞便からの経口感染、ウイルスに感染された動物からの接触感染、人の衣服や靴にウイルスがついて運ばれる可能性もあります

 

〈犬コロナウイルス感染症

 犬パルボウイルス感染症との混合感染により、症状が重症化しやすいです。

成犬の場合は軽度の胃腸炎ですむ場合が多いですが、子犬では重篤化しやすい傾向にあります。

(主な症状)腸炎   子犬:嘔吐、重度の水様性下痢

(感染経路)糞便や嘔吐物からの経口感染

 

〈犬伝染性肝炎〉

 犬アデノウイルス1型による感染症です。1歳未満の子犬に感染すると症状を示すこともなく、突然死することがあります。

(主な症状)発熱、腹痛、嘔吐、下痢、食欲不振、肝炎、ブルーアイ(眼が青白く濁って見える)

(感染経路)糞尿や唾液による経口・経鼻感染

 

〈犬アデノウイルス2型感染症

 犬伝染性咽頭気管炎とも呼ばれています。

 多くの病原体が原因となる「ケンネルコフ」の原因の一つで肝炎は引き起こさず、このウイルス単独の感染では症状は重篤化しません。

(主な症状)発熱、食欲不振、くしゃみ、鼻水、短く乾いた咳、肺炎 

(感染経路)糞尿や唾液による経口・経鼻感染

 

〈犬パラインフルエンザウイルス感染症

 呼吸器症状を特徴とする感染症です。

 このウイルス単独では症状が軽いとされていますが、他のウイルスや細菌などの病原体と混合感染すると症状が重くなります。「ケンネルコフ」の原因の一つです。

(主な症状)発熱、咳、鼻水、元気・食欲低下

(感染経路)くしゃみや咳からの飛沫感染

〈犬レプトスピラ感染症

 人獣共通感染症で届出伝染病に指定されています。

 ネズミなどの尿に汚染された水(川)や土壌を介して、犬の粘膜や傷口から感染します。

(主な症状)発熱、嘔吐、黄疸、歯肉からの出血、腎臓・肝臓疾患、脱水

 

 

 〈猫汎白血球減少症〉

 猫パルボウイルスに感染して起こる病気です。

 感染力が強い病気で子猫では重篤化しやすいです。妊娠猫が感染すると胎子へ影響します。

(主な症状)元気・食欲低下、嘔吐、脱水症状、下痢

(感染経路)犬パルボウイルス感染症と同様

 

〈猫ウイルス性鼻気管炎〉

 猫のヘルペスウイルスによる感染症で、ほとんどのネコ科動物に感染します。多頭飼育であるほど感染のリスクが高まり、子猫では重篤化しやすいです。

(主な症状)元気・食欲低下、発熱、鼻水、くしゃみ、咳、結膜炎

(感染経路)接触感染、飛沫感染

 

〈猫カリシウイルス感染症

 猫ヘルペスウイルス感染症とともに「猫風邪」と呼ばれる感染症の一種です。どの年齢の猫でも発症しますが、体の抵抗力の低い猫で発症しやすいです。

(主な症状)口内炎、高熱、くしゃみ、鼻水、よだれ、元気・食欲低下

(感染経路)接触感染、飛沫感染

 

〈猫白血病ウイルス感染症

 猫白血病ウイルス(FeLV)の感染で起こります。
 リンパ腫などの他の疾患になりやすくなったり、免疫抑制状態になり様々な症状がみられたりします。

 子猫では、ウイルスが体内から排除されずに、持続感染状態(キャリア状態)になることが多く、3年以内に高確率で発症して亡くなってしまいます。

(主な症状)食欲不振、元気消失、体重減少、貧血、口内炎、下痢・嘔吐

(感染経路)接触感染、垂直感染

 

 〈猫クラミジア感染症

 クラミジアは細菌のひとつで、猫に感染すると人の風邪と似たような症状が現れます。そのため、猫ヘルペス・カリシウイルスと並び通称「猫風邪」とも呼ばれます。

 主に子猫で結膜炎や鼻汁、咳など呼吸器症状を起こします。

 猫から人にうつることがあり、軽度の結膜炎などを起こすことがあります。

(主な症状)目ヤニ、結膜炎、くしゃみ、咳、元気・食欲低下

(感染経路)接触感染、飛沫感染、垂直感染

 

 

 

 長くなりましたが、これらが混合ワクチン接種で予防できる感染症になります。

 感染を100%防ぐものではないですが、混合ワクチン接種で免疫をつけて、もし感染した場合でも症状を軽度に抑えられる可能性があります。

 是非、ご参考にして下さい。🐶🐱

 

 

仲良しの犬と猫のイラスト

 

 

 

 

   

ワクチンについて

こんにちは🌞

まだまだ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?🐶🐱

 

 

今回のブログでは混合ワクチンについてお話ししたいと思います。

 

【なぜワクチン接種が必要か?】

子犬・子猫は生まれてからしばらくは母犬から譲り受けた免疫で感染症から守られています。しかし、生後2~3ヶ月経つとその免疫は徐々に低下していき、伝染病に感染する危険性が高まります。

免疫が弱まってくるこの時期からワクチン接種をスタートし、1か月ごとに3回の接種で自己免疫を作っていく必要があります。

(予防スケジュールについてはHPも併せてご覧下さい)

 

 

 

 

【定期的なワクチン接種が必要です】

子犬・子猫の時期にワクチン接種により、感染症から守ってあげることができても、そのワクチンの効果は徐々に弱まってきてしまいます。

ワンちゃん・猫ちゃんを様々な感染症から守り続けるには定期的なワクチン接種が必要です。一般的に混合ワクチンは年1回の追加接種が推奨されています。

当院でのペットホテル、トリミングをご希望の方は混合ワクチン接種が必須条件となっております。

持病や病気で治療中の子、高齢の子で接種に不安のある方は獣医師にご相談下さい。

 

 

【ワクチンの種類について】

当院で接種できる混合ワクチンは以下の通りです。

 

犬🐶『6種混合ワクチン』

       ・犬ジステンパー  ・犬伝染性肝炎

     ・犬パルボウイルス感染症 

     ・犬アデノウイルス2型感染症

     ・犬パラインフルエンザウイルス感染症 

     ・犬コロナウイルス感染症

 

               『8種混合ワクチン』

             ・犬ジステンパー  ・犬伝染性肝炎

     ・犬パルボウイルス感染症    

     ・犬アデノウイルス2型感染症

     ・犬レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー型)

     ・犬レプトスピラ感染症(カニコーラ型)

     ・犬パラインフルエンザウイルス感染症

     ・犬コロナウイルス感染症

 

 

猫🐱『3種混合ワクチン』

   ・猫汎白血球減少症  ・猫ウイルス性鼻気管炎

   ・猫カリシウイルス感染症

 

         『5種混合ワクチン』

   ・猫汎白血球減少症  ・猫ウイルス性鼻気管炎

        ・猫カリシウイルス感染症    

           ・猫白血病ウイルス感染症

   ・猫クラミジア感染症

 

 

感染症については次回に続きます。💉

 

 

超音波検査について

 超音波検査(エコー検査)では超音波の反響を使い体内の臓器を観察する検査です。CT検査と異なり通常は麻酔をかけずに動物をマットの上で仰向けや横向きにして実施し放射線被ばくもありません。

 検査で分かる異常は心臓病や臓器の形態異常、腫瘍の疑い、結石、炎症、腹水胸水などの液体貯留、血管の異常などがあげられます。

 ただし空気などの気体や骨があると超音波が反射されてしまうため、肺、ガスが貯留した消化管など気体を含む臓器や脳、脊髄、鼻腔など骨で囲まれた部分は観察できません。そのような場所はレントゲンやCT、MRI撮影での観察が適しています。

 健康診断としての超音波検査は予約制にて実施しておりますので、事前にご気軽にご相談ください。